ウェブサイト更新遅延のお詫びと現在取り扱いの商品について

このところウェブサイトの更新が滞っており、現在取り扱っているお茶がアップデートできていない状況にあります。ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。なおサイトにはアップできておりませんが、これまで通り毎シーズン「旬の紅茶」を入荷しております。

現在ウェブサイトは全面リニューアルに着手しております。リニューアルまでの間、ご注文は以下の最新のラインアップの中から、メールまたは電話かFAXにてお願いいたします。

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取り扱い商品のご案内(2018年8月現在)

[2018年産]

(インド産)
□ダージリン '18セカンドフラッシュ シンゲル茶園 FTGFOP1(CL)
80g:4200円/40g:2550円/30g缶:2170円
□ダージリン '18セカンドフラッシュ サングマ茶園 SFTGFOP1-SUPREME MUSK
100g:3900円/50g:2350円/40g缶:2130円
□ダージリン '18セカンドフラッシュ グームティ茶園 FTGFOP1-MUSCATEL
100g:3500円/50g:2100円/40g缶:1930円

まず今シーズン唯一のクローナルはシンゲル茶園から。この茶園では選りすぐりのいくつかの特定の区画で収穫期を迎えると、茶園の全プラッカー(茶摘み婦)を集め、「コックレコー」(現地の言葉で「成長が止まった」の意)と呼ばれるウンカ芽などの小さな芽だけでスペシャルインボイスを作ります。今回買い付けたインボイスはクオリティクローナル「P312」のみを集めて作られたもの。雑味のないスムーズな喉ごしのあと、品種由来の南国フルーツを思わせるエキゾチックな香りが拡がります。凛としたハーブ様の味わいとともに、長い余韻を楽しむお茶です。

サングマ茶園のあるランボン渓谷は他の地域に比べてシーズンのスタートが遅い地域として知られており、今シーズンは決して良好とは言えないコンディションでしたが、通常のシーズンと比べても全く遜色のない伝統的な味わいのセカンドフラッシュに仕上げてきました。深みのある豊かな味わいの中に蜜のようなほのかな甘みを宿した、芳醇なマスカテルタイプのセカンドフラッシュです。ジューシーで多層的な香味は秋以降に更に花開く可能性を秘めています。

グームティ茶園はシンゲル茶園と同様、名園が集まるダージリン南部のカルシオン地区に位置しています。この地域は比較的芽吹きが早い分、ピークも早く訪れますが、今年の気候はこうした地域特性が功を奏したようです。芯芽を多く含んだ小振りの茶葉からは、茶摘みの段階からクオリティを意識した製茶が徹底されていることが読み取れます。やや強めの萎凋と軽めの揉捻によって生葉の形を多く残した茶葉から抽出されるのは、軽やかなボディにジャスミンを思わせる花香とフルーティーな味わい。今回入荷した2種の「マスカテル」と称されるキャラクターを比較すると、サングマの濃密な味わいはマンゴー、グームティの軽やかさはマスカットを想起させる対照的なキャラクターです。


□ダージリン '18ファーストフラッシュ サマビオン茶園 SPRING BLOSSOM
 60g:3300円/30g:2000円/25g缶:1920円
□ダージリン '18ファーストフラッシュ セリンボン茶園 HOLI BEAUTY
 80g:3500円/40g:2100円/30g缶:1830円

昨年のストライキの影響もあり、シーズン全体を見渡すとクオリティに秀でた中国種は限定的で、当店で買い付けたのも2種類ともクローナルを用いたハンドクラフトティーとなりました。

サマビオン茶園はダージリンから東のブータン方面に50kmほど離れたカリンポン・エリアにあります。20世紀後半に政情不安から一時荒廃が進んだ時期がありましたが、1990年代にバイオダイナミック農法が導入されたのを機に改植が進められ、近年このクローナルが花開くように良質なお茶を輩出しています。現在カリンポンでは村全体で有機栽培の取り組みが進められています。

「SPRING BLOSSOM」は茎の先端につく頂芽のみを集め、手揉みで作られたハンドクラフトティーです。品種はクオリティクローナルとして知られる「AV2」。茶摘みの際には芽を傷つけないために手袋が着用される徹底ぶりで、優しく揉み込まれた茶葉は生葉の原型を残し、大振りの茶葉に旨味と滋味がたっぷり蓄えられています。「AV2」特有のフラワリーな香りよりも、遺伝子として持つ中国種にも似たしっかりとした味わいに特徴が出ているお茶です。

もう一つのセリンボン茶園も、天体の動きが土壌や生命体に与える影響を重視するバイオ・ダイナミック農法を導入している茶園です。この茶園で使われる堆肥やハーブを使った調合剤なども、すべて茶園の中で調達されます。現在はオークションには出品されず、殆どすべての茶葉がプライベートオファーで取引されています。近年まで樹齢の古い中国種が100%残されている数少ない茶園として知られていましたが、少しずつフィールドの更新が進められ、クローナルによるインボイスも作られるようになりました。

「HOLI BEAUTY」は、「SPRING BLOSSOM」と同様の製法によるハンドクラフトティーですが、使われている品種は「P312」。まろやかな口当たりにグリニッシュな味わいとほのかな甘み、そして時折カモミールのような香りが覗かせる様々な表情を持ったお茶です。インドで春を告げるお祭り“HOLI”にちなんで名付けられたグレードです。


(スリランカ産)
□ディンブラ '18ピーククオリティ グレートウェスタン茶園 BOP
 100g:1450円/50g:950円/50g缶:1200円/ティーバッグ(20個入):1240円
□ディンブラ '18ピーククオリティ マタケレー茶園 DUST1
 100g:1300円/50g:850円/50g缶:1100円
□ルフナ '18ピーククオリティ ダーリントンバレー FBOPFEXSP
 100g:2300円/50g:1400円/50g缶:1370円

ストレート向きのディンブラは昨年に引き続きグレートウェスタン茶園から。近年のディンブラでは年間を通して強く発酵させる製茶が主流となっていますが、今回入荷したグレートウェスタン茶園はシーズンを迎えると発酵をやや軽めにし、ディンブラ特有の香りを追求し続ける数少ない茶園の一つです。明るく鮮やかな緋色に抽出されるカップからは、旬のディンブラ特有のフラワリーな香りをはっきりと感じ、軽快な渋みとともに茶葉の旨みが感じられるのが特徴です。

またミルクティー向きのディンブラは2年ぶりのマタケレー茶園から。ドライな時期にはあまり深みのあるお茶が作られにくいため、乾期が終わって3月に入ってから製茶をしてもらったものです。ミルクに負けない力強いボディと爽快な香りを併せ持つこの茶園のキャラクターがよく現れたお茶です。

ルフナは当店では初めてご紹介する「ダーリントンバレー」。タラガンポラ茶園で作られる気鋭のセリングマークです。芯芽たっぷりの茶葉から、ルフナ特有の深みとともにほのかにフラワリーな香りが感じられる、これまでにないタイプのルフナです。



[2017年産]

(インド産)
□シッキム '17セカンドフラッシュ テミ茶園 FTGFOP1(CL)
 100g:3000円/50g:1800円/40g缶:1690円

シッキム・テミ茶園は、ダージリンの北部に接するシッキム州にある唯一の茶園。インドに帰属する前のシッキム王国時代より紅茶の研究が始められ、ダージリンのギン、タクダー茶園等より植樹を受けて1969年に設立されました。当初は英国人マネージャーの下で製茶が行われていましたが、現在は現地のレプチャ人がマネージャーとなり、州政府によって運営されています。比較的歴史の浅い茶園ですが、2008年より有機栽培の認証も受け、冷涼な気候を生かした良質なお茶作りが進められています。軽やかな味わいの中に、爽やかなシトラスノートとジャスミンのようなフローラルな香りがストレートに味わえます。


□アッサム '17セカンドフラッシュ マランギ茶園
 80g:3000円/40g:1800円/40g缶:2050円

CTC製法が90%以上を占めるアッサムにおいて、希少なオーソドックス製法にこだわるマランギ茶園で、品種「P126」を使い当店のために製茶をしてもらったトップグレードです。エグみのないスムーズな口当たりに、蜂蜜のような甘さと柑橘系のフルーティーなニュアンスを持つ香りが特徴。あと味にモルティさを感じる芳醇な味わいのアッサムです。


□ダージリン 17オータムナル タルザム茶園 SFTGFOP1-CLONAL ENIGMA
80g:3800円/40g:2300円/30g缶:1975円
□ダージリン 17オータムナル セリンボン茶園 FTGFOP1(OOLONG)
60g:2600円/30g:1550円/25g缶:1545円

「タルザム」はサングマ茶園で作られる良質なクローナルに限定された出荷マークです。サングマ茶園でも標高の低いフィールドでは茶樹が雑草で覆われている区画を目の当たりにしましたが、そうした被害が比較的少なかった標高の高いフィールドで、緩やかな成長によって育まれた柔らかな芯芽を使用したロットが少量ながら作られました。まろやかでやさしい口当たりと滋味豊かな味わいに、品種「P312」の気品のある個性的な香りが彩りを添える銘園タルザムの限定秋摘み茶です。

もう一つは、フィールドの大半を樹齢の長い中国種が占めるセリンボン茶園の一角で、新たに植樹されたクローナル「AV2」を使用したお茶です。「ウーロン」と名付けられたやさしく揉み込まれた大振りの茶葉は、たっぷり使うことで軽やかな味わいとともに品種特有のフラワリーなキャラクターが香り立ちます。



(スリランカ産)
□ウバ '17ピーククオリティ アイスレビー茶園 PEKOE
 100g:1700円/50g:1050円/50g缶:1300円/ティーバッグ(20個入):1270円

アイスレビー茶園はバンダラウェラの街のほど近くにある中規模茶園。この地域はウバ特有の爽快な香りを作るのに適した地域と言われており、クオリティ―シーズンのオークションでは常にトッププライスを競い、ウバハイランズ茶園とともに人気を二分しています。栄養繁殖による茶樹(Vegetative Propagation)が圧倒的に多く、毎シーズン高品質な茶葉を安定的に輩出する実力派茶園です。

今シーズンは8月半ばから雨に見舞われ、昨年同様に例年よりも10日ほど早めにクオリティの製造が終了しました。今年選んだのはシーズン終了間際に作られたPEKOE。軽やかなボディに、凛とした収斂性のある渋みと爽快なメンソール香が引き立て合い、ウバらしいキャラクターをお楽しみいただけます。


□ヌワラエリヤ '17ピーククオリティ ラバーズリープ(ペドロ茶園) BOP
 100g:1300円/50g:850円/50g缶:1100円
□サバラガムワ '17ピーククオリティ ニュービターナカンダ茶園 BOP
 100g:1300円/50g:850円/50g缶:1100円

ヌワラエリヤは今年はペドロ茶園から。今年は全般的に大きめのリーフでは味も香りも弱いものが多かったため、BOPからセレクトしました。フラワリーな旬の香りと旨みを併せ持ち、味も香りもブロークンならではの力強さが特徴ですが、やや渋みが強く出る傾向があるため、80−90℃程度に温度を下げたお湯で淹れるのがおすすめです。ほのかな甘みを感じる旬のヌワラエリヤのおいしさが味わえます。

もう一つのミルクティー向きの茶葉として、新たにサバラガムワのニュービターナカンダ茶園から入荷しました。基本的なキャラクターは同じ低地産のルフナと共通していますが、キャラメル様の香りと甘みが味わえるのがこの茶園の特徴です。ミルクティーがお好きな方におすすめです。